弊社では、育てた木材への付加価値化を目論んで、平成6年に製材事業を開始しました。当初はホームセンターで販売される板材等を生産していましたが、その後、地元の湯前木材事業協同組合や球磨プレカット株式会社と連携して、間伐材を中心とした建築用製材の板材や柱材等の生産・販売を行って来ました。
 近年はサプライチェーンを進化させて、地域の素材生産、加工(製材•乾燥•プレカット)と都市部消費地での販売流通などを組織する国産材品質表示推進協議会:SSDプロジェクトに参画し、材の付加価値供給、特に地域林業課題の大径材有効活用に取り組んでいます。
 SSDプロジェクトの大径材活用は、当地で技術開発された「丸太状熱処理併用の中温域複合乾燥法を用いた芯去り製材」にて、杉:400上、桧300上の大径丸太から梁桁や柱などの構造用製材を高効率な芯去り製材にて採取する手法です。現在は、これらの構造用製材をJAS機械等級区分構造用製材規格(球磨プレカット(株)認定)にて供給しており、弊社では素材供給、丸太熱処理、製材の分野を担っています。
 さらには、構造用材の芯去り製材時に発生する端材からは、無節材などの付加価値製材品の採取が可能です。これを各種化粧用板材等に仕上げて供給しております。

>>>SSD木材乾燥技術 丸太熱処理併用複合乾燥法
>>>SSD製造法 芯去り製材

SSD球磨杉・球磨桧 製材製品

  • SSD球磨桧Jポスト
  • SSD球磨杉Jポスト
  • SSD球磨杉Jビーム
  • SSD球磨杉サーモサーディング
  • SSD球磨桧サーモデッキ
  • SSD球磨杉 上小無節フローリング

SSD球磨杉・球磨桧 採用事例