九州横井林業株式会社

〒868-0600 熊本県球磨郡湯前町2305-6

球磨林業
若い力で 未来につなぐ!

平成30年度 農林水産大臣賞受賞

 弊社の前身は関西に本社を置く横井林業(株)の九州出張所であり、社有林の管理を行うとともに、地元の要望から「森林の経営受託」にも積極的に取り組み、地域の森林管理に携わってきた歴史を持ちます。平成2年に社有林の「間伐搬出事業」を主たる事業に据えて、九州横井林業株式会社として独立しました。
 平成6年に「素材生産」と「製材業」を開始して事業分野を拡大し、平成18年からは育成した社有林の主伐への転換に伴って、伐採後の再造林の円滑化を目的に「造林事業」にも着手し、現在に至っております。
 独立後は、森林資源の「付加価値活用」を目論んで、素材生産と製材を併設する強みを活かした新規事業に積極的に取り組み、自社の山林経営を有利に展開するとともに、地域の森林整備促進に努めてきました。
 これまでの取り組みと成果に御評価をいただき、今回、農林水産大臣賞を受賞することとなりました。今後は、後継者の育成にも力を注ぎ、地域林業の循環とその継続を目指して、一層の尽力をはかる所存です。

平成30年度 林業成長産業化:地域創出モデル事業選定(事業参画)

 熊本県奥球磨地域(球磨郡 湯前町・水上村)にて選定された当該事業に弊社も参画し、新たな森林管理、素材生産、製材等の分野を担います。参画する行政、地域の林業関係者及び木材関係者、並びに消費地の需要側参画者と共にモデル事業にふさわしい成果の提示に努めます。

国産材品質表示推進協議会:SSDプロジェクト

 SSDプロジェクトとは、製材品への明確な根拠に基づく品質確保とその表示を推進し、国産材への信頼を担保することで普及促進に務める団体です。球磨地域の林業・木材産業関係者と都市部消費地の木材流通事業者等で組織されています。
 弊社も当団体に参加して、各種技術開発やその供給の一翼を担ってきました。現在は、地域林業の課題である大径材の付加価値有効活用を目的に開発した独自技術の「丸太状熱処理併用複合乾燥法を用いた芯去り製材技術:ウッドデザイン賞2016ソーシャルデザイン部門技術分野受賞」にて、構造用製材品のJAS規格(機械等級区分製材)供給に取り組んでいます。
 弊社では素材生産、丸太の熱処理、製材などの分野を担当しています。また構造用材の芯去り製材時に発生する端材を乾燥無節材などの付加価値製品に商品化する取り組みにも携わっています。

>>>国産材品質表示推進協議会:SSDプロジェクト
>>>大径材活用のSSD製造法

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